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運営者のプロフィール
このサイトを訪れてくれた方のために、運営者の実態についていろいろと紹介してみたいと思います。
音楽歴
自分がいつから楽器に興味を持ったかですが、一番古い記憶では幼稚園の頃、学芸会か何かでオルガンを弾いていた憶えがあります。楽譜が読めたのかどうかはわかりませんが、音を聴いて覚えていたような気もします。今となっては誰に教えてもらったのかも覚えてません。ただ小学生の頃にはもう読めていたので、自分には楽譜が読めないということが全く理解できません(笑)。
その後しばらくピアニカとかを弾いて遊んでいて(当時電子キーボードはなかったはずですね)、もっとちゃんとしたのが欲しくなり、小学校2年か3年の頃にかなり無理してエレクトーンを買ってもらいました。当時なぜピアノではなくエレクトーンに興味が行ったのか、今となってはわからないですね・・
それとほぼ同時にエレクトーンを習い始めました。1回30分で週1回のレッスンでした。エレクトーンでは通常クラシックはやらず、もっぱらポピュラーが主体になります。それでもピアノ学習の基礎であるハノンの練習を毎回最初にやらされました。それが嫌で嫌でたまりませんでした(笑)。それが終わったらやっとエレクトーンで毎回2曲ずつくらい本練習、そしてレッスンの最後にソルフェージュをやるのがいつものパターンでした。ですから実際にエレクトーンを弾いてるのは20分もなかったのではないかと思います。その頃は何でこんな退屈な練習やらなきゃいけないんだ、早く曲を弾かせろ!って思ってましたが(笑)、今になってそれが運指力や音感を育てるのに役立っていたことに気付きました。
そんな感じで中学生まで続けてましたが、全然進歩もなかったことからだんだんと興味がなくなり、レッスンも嫌々通っていました。男の子はだいたい他のことに興味が移るものですね。そして受験やら何やらで忙しくなり、中学3年のときにやめてしまいました。それ以来、楽器を習ったことは一度もありません。今になって、あの時音楽をやめたのが人生最大の失敗だったなと思うようになりました。
高校に入ってから楽器に触ることはあまりなくなりましたが、なぜかこの頃から全く興味のなかったクラシックに傾倒しはじめました。少ないお小遣いの中からレコードを買い漁り、交響曲などオーケストラ作品を中心に聴いていました。中でもブルックナーの交響曲が大好きで、いろんな演奏家のレコードを集めまくって聴き比べました。一方で、この年代なら普通は興味があるはずの流行歌には全く興味がなく、意図的に聴いてなかった気がします。当時はユーミンとかアリスなどが流行ってたと思いますが、あんなのは音楽じゃねぇ!というくらいバカにしてましたね(笑)。おかげで同級生たちの会話には全くついていけませんでした(笑)。
そして大学に入ったのを契機に、音楽を聴くことからも完全に遠ざかりました。あれほど好きだったクラシックも全く聴かなくなりました。もちろん楽器も全く触っていません。なぜだかわかりませんが、自分では空白の6年間(大学院まで行ったので)と呼んでいます(笑)。その代わりに傾倒していたものがコンピュータです。専門とは全く関係ないのですが、授業でちょっと触ったのをきっかけに面白さにはまり、自分でパソコン(当時流行っていたMSXというものです)を購入して夢中でプログラミングを始めました。お約束のゲームとかもたくさん作りましたね。当時のパソコンは今と比べると驚くほど非力でシンプルなものですが、それがかえってプログラミングの工夫をすることにつながり、基礎力を養うのに役立ったと思います。まあ音楽とは関係ないですが、決して無駄ではなかったと思いますね。そしてこの頃からプログラミングを仕事にしたいと思うようになりました。
大学を卒業して社会人になったとき、また転機が訪れました。友人の影響でそれまで触ったこともなかったギターに興味を持ち始めました。最初はエレキギターを借りて練習していたのですが、すぐに自分でアコースティックギターを購入して独学で練習を始めました。当然、最初はコードをかき鳴らして弾き語りスタイルになるわけですが、高校生の頃あれほどバカにしていた邦楽にドはまりするわけですよ(笑)。こんな良い曲があったのかと目から鱗でしたね(笑)。人生とはわからないものです‥
そしてギターの次はシンセに興味を持ち始め、当時最先端のシンセであったコルグM1を手に入れました。少々高価でしたが、まあ社会人になって多少のお金もありましたから嬉しくて買っちゃったんですね。もともとエレクトーンから始めましたから、シンセとは非常に親和性が高かったように思えます。シンセを買ったのは喜多朗さんに憧れていたこともあります。何のためにシンセを買ったかと言いますと、作曲というものをやってみたかったからですね。M1にはシーケンサーが内蔵されており、複数のパートからなる曲を一人で演奏することができました。今では当たり前のように思われてますが、当時は夢のような話に思えて大いに興奮しました。
ちょうどその頃、ローランドから「ミュージ郎」が発売され、DTMというものが流行り始めました。自分もまずパソコンを購入し、SC-88Proなどの音源やシーケンスソフトを揃えて本格的にDTMをやり始めました。見よう見まねで作曲も始めましたが、それと並行して音楽理論を独学で学び始めました。やはりちゃんとした音楽を作るためには理論を勉強することが不可欠だと思ったからです。その頃からインターネットが普及し始めたこともあり、ネット上で自作の曲を配信したりもやり始めました。
一方でDTMに物足りなさも感じ始めており、やはり自分の手で演奏したいという思いが強くなっていきました。そしてついにクラシックピアノをやり始めたのです。ピアノといってもシンセの音源でそれも61鍵しかなかったんですけどね‥(笑)。クラシックピアノなんて一度も習ったことないですから、自分には基礎力が全くありませんでした。何しろバイエルすらやったこともないですからね。それでもショパンを弾きたい一心で必死で練習し、何とかノクターン第2番を弾けるようになりました。表現とかはメチャクチャなんでしょうけど、このとき初めて自分で演奏する喜びを知ったように思います。
そんな感じで社会人になってから久しぶりに音楽に復帰したわけですが、バンド活動とかやっていたわけではなくずっと単独でした。人前で弾いたことなんて一度もありません。また常にやっていたわけでもなく波があって結構ブランクはあったと思います。特にギターなんて25歳から始めましたから、小さい頃からやっている人に敵うべくもなく、キャリアの割には全然上達していないように思います(笑)。そして次の転機は退職です。詳しくは後で書きますが、会社を辞めたのをきっかけにまた音楽から離れました。たぶんそれどころじゃなかったんでしょうね。清水の舞台から飛び降りて買った新しいシンセもずっとほったらかしになってました。そんな状態が8年近く続いたと思います。やっと弾けるようになったピアノもほとんど忘れてしまいました。
再び音楽に戻るきっかけになったのは2009年、このサイトを開設したときでした。今までやってきたソフトウェアと音楽を組み合わせて何かできないか?と考えて立ち上げたのがこのサイトでした。その中で音楽理論について解説してみたいと思い、独学でさらに勉強を始めました。本当の意味で音楽理論を理解できるようになったのはごく最近のことです。同時にピアノの練習も再開し、念願のデジタルピアノを購入しました。この時はじめて88鍵あるピアノで練習できたのでした(笑)。以前よりさらに難しい曲にもチャレンジしました。どんな難しい曲でも根気よく練習すればいつか弾けるようになることを知りました。
今では一番楽しいのはピアノですね。もともとエレクトーンから入った人間ですから、やはり鍵盤が一番得意なのです。逆にギターはいつまでやっても上達しないですね。鍵盤弾きはギターが苦手なのは世界共通のようです(笑)。日常生活の中で音楽との接点が全くなく、ずっと一人でやってきましたが、最近はピアノのサークルにも入会して人前で弾く機会を得ました。一人だと弾けるのに人前だと緊張してボロボロになってしまうのはなぜだろう?といつも思っています(笑)。それでも人前で弾くことに慣れることは大事だと思います。今ではストリートピアノを演奏したり、YouTubeで演奏動画をアップしたりもしています。
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