ProTools8はWindows7と相性が悪い件

スポンサーリンク

いまメインで使っているDAWはAVIDのProTools M-Powered 8なのですが、OSをWindows7にアップグレードしてからどうも調子が悪いです。まずプロジェクトファイルを読み込む際に、ファイルを選択してOKをクリックしてから、数十秒間何も表示されない状態が続いて、やっと読み込みが始まるのです。これだけでやる気が削がれます。また最終ミックスダウンを行って、ディスクにバウンスする際、残り時間を表すカウントダウンが止まったまま動かず、終了するまで一切のキー操作を受け付けなくなります。ESCキーでキャンセルもできません。これだけならまだ何とか我慢できないこともないのですが、致命的なのはオーディオ関連の編集(ピッチシフトなど)を行うと意味不明のエラーメッセージが出て止まってしまうことです。「試聴」をしなければ大丈夫なのですが、一度試聴しただけでエラーが発生し、その後は何度やってもエラーが出っぱなしになります。さすがにこれは使えません。XPのときは調子よく動いていたので、明らかにWindows7特有の問題です。

それで仕方なくPCをWindows7とXPのデュアルブートにして、ProToolsを使うときだけXPに切り替えています。はっきり言って面倒です。再起動だけならいいんですが、Windows7のユーザーアカウント制御のせいでXP側からアクセスできないフォルダがあったりして、実にうっとうしい。ProTools8の最終アップデートである8.0.5でWindows7に正式対応したはずなんですが、全然ダメじゃないですか。それともうちの環境だけの問題ですか?

ProTools9以降はWindows7専用になったので、さすがに動かないなんてことはないと思いますが、最新のProTools10へのクロスグレードは4万円以上もします。大して機能は変わらないし、現状で満足しているので、アップグレードするのは躊躇します。この際、他のDAWに乗り換えるか悩み中です。

コメント