楽曲の解説
【原題】The Last Rose of Summer
【作曲】アイルランド民謡
【作詞】里見 義
【アーティスト】
アイルランドに伝わる古い民謡で、原曲は19世紀前半の詩人で民謡研究家のトーマス・ムーアによって詞が付けられています。原詩の内容は夏の終わりに一輪だけ咲き残ったバラの花への愛惜と我が身の姿を重ね合わせるものになっています。
日本では明治17年に『小学唱歌集(三)』として紹介されています。当時の音楽教育では西洋の民謡に日本語の歌詞を付けたものが多く文部省唱歌として取り入れられ、この曲もその一つです。日本で歌われているものは里見義による訳詞ですが、原詩の内容とは直接関係なく、バラを白菊に置き換えるなど、日本風にアレンジしたものになっています。
楽譜
【楽譜のタイプ】メロディー譜+歌詞
PDF形式の楽譜を無料でダウンロードできます。
下のボタンをクリックすると別サイトに移動して楽譜のプレビューを表示します。
コメント